ヘルパーがワクチン接種に同行、介護報酬を算定可

 新型コロナウィルスのワクチン接種が進む中、高齢者の接種がより進むように介護サービスを利用した制度の活用を認めています。厚生労働省が令和3年4月5日発表の通知によると、対象となるのは、公共交通機関を活用するパターンと、ホームヘルパーなどが運転する車を活用するパターンの二つ。

・公共交通機関を活用する場合

訪問介護の身体介護のうち“通院・外出介助”が利用可能。

ヘルパーなどが付き添い、移送中の気分の確認も含めて接種会場へ付き添った場合に所要時間に応じた報酬で“身体介助”が算定できます。

・ヘルパーなどが運転する車を活用する場合

訪問介護の“通院等乗降介助”が利用可能。

 また要介護4、5の利用者の場合はワクチン接種の外出前後に所要時間20分から30程度を要し、手間のかかる外出に直接関連する身体介護(移動・移乗介護、身体整容、排泄介助など)を行う場合は、運転時間を除いた所要時間に応じて“身体介助”も算定可能。

 要介護1~5までの利用者の場合には、ワクチン接種の外出に直接関係しない身体介助(入浴介助、食事介助等)に30分から1時間以上時間を要する場合にも“身体介助”として算定可能となります。

 実際に小平市では2021年6月以降に、一人で接種会場まで行くことができない高齢者に対して接種に付き添い、安心して接種が受けられるよう、デイサービス事業所等の介護事業所と連携を進めています。当社のある西東京市でもワクチン接種会場への移動に関して、「移動支援」「同行援護」といった障害福祉サービスの利用が可能となっています。このように全国の自治体でワクチン接種に関して様々な支援活動を行っていますので、お住まいの地区の自治体情報をチェックしてみてください。

参考元:

介護保険最新情報vol963
https://www.yurokyo.or.jp/pdf.php?menu=item&id=3255&n=1

小平市 要介護者のコロナワクチン接種同行支援(訪問介護・居宅介護)
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/090/090800.html

移動が困難な要介護者のコロナワクチン接種同行支援事業
https://www.city.kodaira.tokyo.jp/kurashi/files/90800/090800/att_0000004.pdf

西東京市 新型コロナワクチン接種による「移動支援」「同行援護」等の利用について
http://www.city.nishitokyo.lg.jp/smph/kenko_hukusi/syogaisyasien/shogaishashien_oshir/vaccine-idoshien.html