「フレイル予防」ってご存じですか?

フレイルという言葉を聞いたことがあるでしょうか?

年をとって体や心のはたらき、社会的なつながりが弱くなった状態を指します。

そのまま放置すると、要介護状態になる可能性があります。

大事なことは、早めに気づいて適切な取り組みを行うこと。

そうすれば、フレイルの進行を防ぎ、健康に戻ることができます。

引用元:公益社団法人東京都医師会

 フレイルは、要介護状態に至る前段階として位置づけられますが、身体的脆弱性のみならず精神・心理的脆弱性や社会的脆弱性などの多面的な問題を抱えやすく、自立障害や死亡を含む健康障害を招きやすいハイリスク状態を意味します。

参考元:「フレイル診療ガイド2018年版」(日本老年医学会/国立長寿医療研究センター、2018)

フレイル予防のポイントは3つ!

  1. 栄養

 高齢期のやせは肥満よりも死亡率が高くなります。65歳を過ぎて病気でもないのにやせてきたら、「メタボ対策」から、しっかり食べて栄養状態を保つ「フレイル予防」に考え直してみましょう。BMI(体重と身長の関係から人の肥満度を示す自分の体格の指標)は少し高めの方が、栄養状態や総死亡率の統計からみてもちょうど良いことがわかってきました。

  1. 身体活動

 フレイルの最も大きな原因の1 つが筋肉の衰えと言われいています。たんぱく質を含んだ食事をとり、定期的な運動によって筋力が衰える現象の進行を遅らせることが大切です。また、筋力の低下を防ぐことで、転倒・骨折で寝たきりになるリスクも軽減されます。身体活動は筋肉の発達だけでなく食欲や心の健康にも影響しますので今より10分多く体を動かしましょう。

  1. 社会参加

 心と体のちょっとした衰え(前虚弱:プレ・フレイル)にいち早く気付くことが大切です。そして、自分事として前向きに捉えて行動することがその後の効果も大きいと考えられています。特に社会参加の機会が低下するとフレイルの最初の入り口になりやすいことが分かってきました。地域のボランティア活動に積極的に参加したり、趣味のクラブに入会したり、自分に合った活動を見つけることが大切です。

 フレイルに気を付けながら長生きしましょう!

引用元:厚生労働省パンフレット「食べて元気にフレイル予防」